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東北、関東地方在住の方で40g以上の髪の検体を提供して頂ける方のセシウム検査を無料で行います。
約2年前にも同様の無料検査を実施致しましたが、水道水に含まれるセシウムのシャワー汚染が深刻な為に再度、募集致します。


湯気により呼吸器から肺に取り込む内部ひばくだけではなく、頭皮や髪にどの程度セシウムが浸透するか調べる必要があると判断しました。


参考記事:シャワー80日、セシウム310Bq/kg


2014年に茨城県つくば市の女性の頭髪から16.8Bq/kgのセシウムを検出しました。

参考記事:2014年1月18日


髪を採取される場合のご注意:床に落としてしまうと埃が付着してしまうので床に落とさないようにして下さい。
まずは検体採取袋を2枚1セットをこちらからお送り致しますので必ず下記、必要事項明記の上にお申し込みをお願い致します。
2017年2月末まで到着分とさせて頂きます。
1袋に20g以上入れて頂き2枚1セット(計40g)で1検査となります。

1.お名前
2.性別
3.年齢
4.〒番号
5.ご住所
6.お電話番号


*2011.3月以降に何度くらい髪をカットしたか明記お願い致します。
その他、差し障りがない範囲で情報を出来るだけ詳しく教えて頂ければ幸いです。

結果データをお住まいの地域と検体量、その他情報を公開させて頂きます事をご了承頂ける方のみ無料で測定させて頂きます。
*匿名でイニシャルのみの表記


ご不明な点がございましたら問い合わせ下さい。
電話での問い合わせもお気軽に!


☎03-5629-6977
| 14:40 | 未分類

福島第一原子力発電所から拡散したさまざまな放射性物質において比較的測定が容易なγ線を放出する放射性核種はセシウムです。
Cs-134の半減期は約2年ですが6年目の現在もそれが検出される事でフクイチ由来の汚染と推定出来ます。
Cs-137は半減期が約30年で、原子炉内ではそのCs-137と1対1の比率で存在するSr-90も同様にその半減期は約30年と長く300年経過しても完全には消えません。
放射性物質はこの数値なら安全だという閾値はありません。
特にフクイチ由来の汚染があるかどうかの判断を行う為の測定は長期にわたり継続する事が大変重要だと考えます。

正確性がある定量を行うために放射能測定器は定期的な校正が必要になります。


FKRシリーズの場合はメーカーであるSMTX社にて一年に一度の2点校正をお薦め致します。


2点校正について


不確定要素が多い放射能測定検査において、大切な事は予めその濃度がわかった性能確認用セシウム試料を定期的に測定し検証する事です。

そしてその試料は福島事故由来であるCs-134も含まれるセシウム総量5Bq/kg程度の濃度のものが好ましいと思います。
一部の食品等を除き検出されるセシウムが10Bq/kg以下のものが多くなったためです。

しかし現実的には低ベクレルの試料で定期的に検証しそれを公表している測定所がほぼ皆無と言ってもよい程です。

Cs-137の半減期は約30年で300年経っても完全にはなくなりませんので測定は長期にわたり継続する必要があります。
しかし現在最も普及しているNaI(Tl)ヨウ化ナトリウム検出器を用いた測定器ではセシウム総量20Bq/kg程度のスクリーニング検査は可能ですが、10Bq/kg以下の定量は困難です。


放射能測定検査は時間により測定下限値が違います。

iFKR-ZIP-Aの 規定の検体量は320gですが、1時間検査は測定下限値Cs-134+Cs-137で6Bq/kg、4時間検査はその半分の3Bq/kgそして1Bq/kg検査は16時間で行っています。

iFKR-ZIP-Aのメーカー公表の測定下限値1Bq/kgは10時間ですがより正確性のある定量を行う為です。


今回は2016年7月30日にSMTX社で作成してもらった性能確認用セシウム(Cs-134、Cs-137)1Bq/kgの性能確認用試料で16時間のテストを行いました。

1Bq-16h
*画像はクリックすると拡大します。

詳しくは2016年8月4日テストもご欄下さい。

特に微量放射能測定は、試料の量が多いと、コンプトン散乱、自己吸収、遮蔽体からの散乱線等の影響で正確な測定が困難です。

詳しくはこちらもご参照下さい。

土日、祝日もメーカーであるSMTX社にご案内させて頂いておりますので、お気軽にご相談下さい。

電話でのお問い合わせもお気軽に!


☎03-5629-6977
| 17:19 | 未分類

2016年11月1日に発売を開始したシウム除去用シャワー浄水器、CDSW-01を実際に80日使用し、フィルター内部の人工ゼオライトなどを取り出した実測値の報告です。

1日平均約280ℓのお湯(約40℃)を通過させたものを10日ごとに取り出し、測定を行っています。
毎回、ほぼ同じ通水量で10日間で約2,800ℓです。
今回は12月23日〜1月1日の10日、合計80日で、約22,400ℓのお湯を通過させた事になります。

CDSW-01img_c

フィルター1を通過したお湯は人工ゼオライトを通り、フィルター2を通過後に更にセシウムを除去する為に天然ゼオライトを入れた二つ目の部屋を通過する2重構造になっております。

まずは人工ゼオライト50gの測定を約5,000秒行いました。


IMG_0117
ZN50g2h0102

表記Cs-134 6.5Bq/kg、Cs-137 28.3Bq/kg Cs-All 34.8Bq/kg
*BGは無汚染の人工ゼオライト50gで20時間取得しました。


iFKR-ZIP-Aは基本検体量が320gの為、参考換算値は6.4倍になります。

換算値 Cs-All 222.7Bq/kg
人工ゼオライト重量50gは11.385Bq


そして天然ゼオライト50gの測定を行いました。
こちらは活性炭30gとまざっている為に、いずれも無汚染の天然ゼオライト+活性炭30gのBG20時間との比較です。

IMG_0118

Z50gK30g0102-5000s
総量で80gでの測定なので、iFKR-ZIP-Aの基本検体量の320gから計算すると、参考換算値は4倍になります。
表示 Cs-All 21.9Bq/kg
換算値 Cs-All 87.6Bq/kg
重量80gは7.008Bq



福島第一原子力発電所事故由来の汚染と推測出来ます。
セシウム除去用シャワー浄水器で80日間で除去したセシウムの量は

セシウム総量 310.32Bq/kg
人工ゼオライト50gの値と天然ゼオライト+活性炭計80gの値を足す事は間違いなので下記に訂正します。(2019年8月3日)

重量換算値 人工ゼオライト50g Cs-All 222.7Bq/kg
人工ゼオライト重量50gは11.385Bq


天然ゼオライト+活性炭計80CsAll 87.6Bq/kg 重量80gは7.008Bq
重量80gは7.008Bq

今回でここ金町浄水場からの蛇口水の総通水量は約22,400ℓで、1ℓあたりに換算しますと約0.0138ベクレルです
前回が19,600リットルで1ℓあたりに換算しますと約0.0142ベクレルでしたので吸着率は若干下がりました。
そしてフィルターに吸着したセシウム総量が300ベクレル/キロを超えたので2連にしてあるフィルター2の人工ゼオライト50gの測定も行いました。

画像5

IMG_0119

ZNF2-0103-4h
Cs-137のピークはハッキリしているので1本目のフィルターですべて取りきれてない事がわかります。
テストの為にシャワー浄水器を2連にしていましたが、300Bq/kgを超えたフィルターは取り外して2番目に設置してあつたフィルターを最初に取付て2番目の簡易フィルターには新しい天然ゼオライトを入れ換えました。
さすがに3本のフィルターを通すと水量が落ちるのが実感出来ますのでこれで改善されるでしょう。

IMG_0129

原発から流出した核種はセシウムだけではありません。
その300倍危険だと言われているストロンチウムは原子炉内ではセシウムと1:1の比率で存在します。
毎日大量に呼吸器や皮膚から吸収してしまう事を真剣に考え、そして対策して欲しいと思います。


*参考 シャワーの害に関するアメリカからのレポート:http://heart.bird.to/shower/report.html


簡単に自作出来る簡易フィルターでも、毎日浴槽にためる水を浄水させるだけでもセシウム除去効果は確実にある事が実験からわかっています。
実際に240ℓの水を毎日通過させ、200日で総通水量約48,000ℓでセシウム325.2Bq/kgを除去しました。

何もしないより遥かに安全なのは間違いありませんので、特に小さいお子さんがいる首都圏の家庭では是非対策して欲しいと思います。

IMG_5899

詳しくは2016年7月26日記事をご参照下さい。

手軽に作れる簡易フィルターの作り方を写真付きで説明した記事も是非ご欄下さい。

風呂とシャワーのセシウム対策



Cs-137やSr-90は半減期が30年、300年経っても完全には消えません。
特に、東北、関東地方の水道水を利用している方には是非使って頂きたいと願います。

セシウム除去に特化したシャワー浄水器も是非、ご検討下さい☆

セシウム除去用シャワー浄水器、CDSW-01

実際にセシウム除去用シャワー浄水器を使用した過去の測定データ

セシウム総量 49.28Bq/kg(10日)

セシウム総量 81.28Bq/kg(20日)

セシウム総量 120.96Bq/kg(30日)

セシウム総量 160.08Bq/kg(40日)

セシウム総量 204.56Bq/kg(50日)

セシウム総量 238.32Bq/kg(60日)

セシウム総量 279.6Bq/kg(70日)



呼吸器や皮膚から吸収して毎日蓄積していきますので注意が必要です。
特に呼吸器から肺に吸い込む内部被ばく対策は必要です。



洗濯機も毎日、大量の水を使うのでシャワー用浄水器をアレンジして取付て浄水しています。


テストデータは2016年12月31日記事を参照下さい。

SW-01wm


詳細は洗濯機取付け例(CDSW-01)でご確認下さい。


飲料水はセシウム、ストロンチウム、ヨウ素など除去可能な0ppm-RO浄水システムを是非、ご検討下さい☆

ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

電話でのお問い合わせもお気軽に☆


☎03-5629-6977
| 16:18 | 未分類