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水道水電気分解テスト

検体が送られてきましたので電気分解テストを行いました。

今回の検体は東京都 保育園の水道水です。



まずは水をTDSメーターで測定。



IMG_9175


114ppm


通電前

IMG_9176


そして通電後

画像


不純物が多く含まれている程、電気が通りやすく濁ります。

またTDSメーターの数値が高いほど不純物濃度が高いので濁って見えます。


電気分解テストとは水に電気を通す事により目に見えない不純物が浮かび上がってきて、その色によりどんな不純物が混入しているかを推測するスクリーニングテストです。黒色は特に注意が必要です。

鉛、マンガン、水銀、鉛管などの汚染物質の疑いがあります。

精密な分析テストをお勧めします。


電気分解後の色 溶液中イオン物質 水道水中の混入物


赤茶色二価鉄、三価鉄 水道配管の鉄錆、鉄バクテリア


緑茶色::リン酸、農薬、洗剤、リン酸系錆剤


暗緑色:フミン質、硝酸性窒素 動植物の死骸、糞尿等の分解物質


赤緑色:亜硝酸性窒素 肥料、腐敗性細菌の存在


青緑色:銅、硫化物 銅製ジョイントの錆、化学肥料等の汚染地下水


青色:シアン 井戸水、農薬


黒色:鉛、マンガン、水銀 鉛管、井戸水、汚染地下水の混入


白色::カルシウム、マグネシウム 硬度成分、消石灰


紅黄色::カドミウム、クロム 井戸水、汚染地下水の混入


不純物濃度が高い事が必ずしも有害物質の混入が多いとは限りませんが、RO浄水器(DIフィルター付き)が他の浄水器と決定的に違うのは数値で除去能力を確認出来る事です。

またRO水(0ppm)は通電させても色が変化せずに無色透明のままです。TDSメーターも基本的に電気を通す事により数値にしてそれを表します。数値が上がってきた事で交換の目安なりより経済的に安心して使用出来るメリットがあります。


逆浸透膜のしくみ

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*画像はクリックすると拡大します。

RO(逆浸透)浄水器の心臓部分とも言えるメンブレンフィルターは0.0001μのごく小さな孔が開いています。これは水の分子より少し大きな孔です。このサイズになると細菌やそれより大きな分子構造の不純物は通しません。細菌やタバコの煙より小さな核種ウィールス、塩素化合物すら通す事が出来ないサイズですので、海水など水に溶解している物質をも分解する事が出来るのです。


除去


比較的TDSメーター値が高い首都圏でもオプションのDIフィルターを設置する事により、0ppmの安心なお水が造れます。


DIf


飲み水には

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