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人工ゼオライトを通過させたシャワー水のセシウム値(10日)

毎日のシャワーや風呂などで、水道水に含まれるセシウムを出来るだけ除去する為に様々な実験を続けてきました。
少しでも無用な被ばくを回避する為です。

開発中のシャワー浄水器のカートリッジの最終仕様が決まりました。
ゼオライトは水を通過させるより、お湯(約40℃)を通過させたほうが吸着率が高い事がわかっていますので、浴槽にためる水はシャワーからの温水にしました。

CDSW-01img_b
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浴槽にためるだけで水量は240Lになる為に出来る限り、頭髪や身体を洗うためにシャワーは使用せず、一日平均約280Lのお湯(40℃)をこのシャワー浄水器に通過させ10日間使用した浄水器の中身から人工ゼオライト及び天然ゼオライトを取り出し、それぞれ測定を行いました。

画像2

CDSW-01img_c

フィルター1を通過したお湯は人工ゼオライトを通り、フィルター2を通過後に更にセシウムを除去する為に天然ゼオライトを入れた2重構造にしました。


まずは人工ゼオライト(加工ゼオライト)50gの測定を行いました。

画像3

ZeoN50g1024-3h
表記Cs-134 1.2Bq/kg、Cs-137 6.4Bq/kg Cs-All 7.7Bq/kg
*BGは無汚染の人工ゼオライト50gで20時間取得しました。
iFKR-ZIP-Aは基本検体量が320gの為、参考換算値は6.4倍になります。


換算値 Cs-All 49.28Bq/kg
Cs-134のピークもハッキリしている事から福島第一原子力発電所事故由来の汚染と推測出来ます。



そして天然ゼオライト50gの測定を行いました。
こちらは活性炭30gとまざっている為に、いずれも無汚染の天然ゼオライト+活性炭30gのBG20時間との比較です。

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Zeo50K30-1024-3h

こちらは定量下限値未満でCs-134は確認出来ませんが、Cs-137のピークは確認出来ます。


そして取り残しのセシウムを更に吸着させる為に人工ゼオライトをボール状のケースに入れたものを測定しました。

画像5-2
ZeoBallN1024-3h

Cs-134、Cs-137のピークもまったくありません。
こちらも無汚染の人工ゼオライトでBGを取得して比較したものです。



風呂とシャワーの水対策は2016年1月から本格的に実験を開始しました。
過去のデータはこちらからご参照下さい。


実験データはシャワーの場合のゼオライトの量は20gです。
今回は天然ゼオライトに比べより選択的にセシウムを吸着させる人工ゼオライトを
採用し、総量は約5倍で安全性を特に重視する仕様に致します。

シャワー浄水器の発売予定は2016年11月1日です。
準備が整い次第に再度、ご案内致します。

カートリッジ交換は、ご使用の水量や汚染度により異なりますので一概には言えませんが、初回は半年程度で一度測定検査をされる事をお薦め致します。
それによりカートリッジ交換の目安にして頂けると考えております。


今回の測定値は金町浄水場からの蛇口水ですが、定期的に測定を行っていきたいと思います。

飲み水は0ppm-RO浄水システムをお薦めしております☆

ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

電話でのお問い合わせもお気軽に☆


☎03-5629-6977

| 08:36 | 未分類