2016年11月に水道水のセシウム除去に特化したセシウム除去用シャワー浄水器を発売開始直後からご使用頂いているユーザー様分の測定を行いました。
今回、測定したゼオライトはカートリッジ内の上部に入っている約50gの人工ゼオライト及び下部に入っている天然ゼオライト+活性炭です。
フィルター1を通過したお湯はまず人工ゼオライトを通り、フィルター2を通過後に更に天然ゼオライト50gと活性炭30gがまざった2つ目の部屋を通過する2層構造になっています。
今回測定させて頂いたユーザー様は現役の公立中学校の理科の教師で、『内部被ばくを考える市民研究会』の川根代表のご自宅で使用頂いたものです。
ご使用された期間は2017年1月29日~5月8日で96日間(使用しなかった日を除く)で一日平均約200Lで19,200Lです。
人工ゼオライト50gの値とと天然ゼオライト50g+活性炭30gの値を足すのは間違いなので訂正させて頂きます。訂正日2019年8月5日
(1)人工ゼオライトが吸着したセシウム134、137
人工ゼオライト約50gの測定を4時間行いました。
表示はCs-134 4.4q/kg、Cs-137 23.3Bq/kg、Cs-All 27.7Bq/kg
*バックグラウンド(=BG)は無汚染の人工ゼオライト50gで取得したものと比較。
バックグラウンド(=BG)はより正確性を担保する為に直近のデータを使用しました。
バックグランドとは自然界や測定器そのものに、天然の放射性物質がありますので
検査室に検体を入れない空の状態と検体を入れた状態で比較して、正味の放射能濃度を計算する為に取得します。
iFKR-ZIP-Aは検体量が320gあるとして、数値が出されます。この場合、人工ゼオライトは50gですから、6.4倍に換算する必要があります。
セシウム総量177.28Bq/kg 人工ゼオライト50gあたりのBq値は8.864Bq
(2)天然ゼオライトと活性炭が吸着したセシウム134、137
そしてカートリッジの2つ目の部屋に入れたあった使用済みの天然ゼオライト50gと活性炭30gを10時間測定しました。
表示はCs-All 4Bq/kg
Cs-134のピークも見えてきました。
*バックグラウンド(=BG)は無汚染の天然ゼオライト50gと活性炭30gを20時間測定して取得しました。
こちらは合計で80g使用しましたので換算値は4倍で計算しますと16Bq/kg 天然ゼオライト50gと活性炭30g計130gあたりのBq値は1.28Bq
カートリッジが吸着したセシウム総量 193.28Bq/kg
1Lあたりで計算しますと0.01Bq/kgで前回2017年2月が0.0134Bq/kgですので若干汚染濃度は下がった可能性もあります。
*そもそも足せないので1Lあたりの表記は間違いです。
現在、HP上で1Lあたりの表記は控えております。詳しくは下記の
ページをご参照下さい。
測定値の表示につきまして(重要)
前回は通水量が少なかったにも関わらず(前回11,900L、今回19,200L)天然ゼオライト+活性炭が低い数値になっています。考えられる事は天然ゼオライトは粒の大きさが違う為にそれぞれの穴の大きさも違うので一度吸着したセシウムを逃してしまっている可能性です。人工ゼオライトの最大の特徴はセシウムの粒子より少し大きな孔を人工的にあけてセシウムを逃しずらい構造になっている事です。
人工ゼオライトと天然ゼオライト(+活性炭)を比較すると約2.3倍程人工ゼオライトの吸着率は高いです。
*参照前回記事
実際に同じ蛇口水で同じ水量を使用した数値も最大4倍汚染度が違う事も確認しています。
ここ金町浄水場からの蛇口水の2016年1月と8月のデータです。
興味がある方は過去記事をご参照下さい。
数ある人工ゼオライトを試しましたがこれだけ セシウムを吸着するものはありませんでした。
イオン交換樹脂も度重なるテストで吸着率は高い事はわかっていますが、液体の検体を撹拌する必要があります。
通水させるだけでは吸着率は極端に落ちる事が実験からわかっています。
参考:イオン交換樹脂吸着法による微量放射能測定の可能性について
セシウム除去用シャワー浄水器に採用している人工ゼオライトは水道水中の微量のセシウム除去はもちろんの事、定量にも有効だと思います。
原発から流出した核種はセシウムだけではありません。
その300倍危険だと言われているストロンチウムは原子炉内ではセシウムと1:1の比率で存在します。
毎日大量に呼吸器から肺に吸収してしまう事を真剣に考え、そして対策して欲しいと思います。
*参考 シャワーの害に関するアメリカからのレポート:http://heart.bird.to/shower/report.html
水道水のセシウム除去に特化したセシウム除去用シャワー浄水器
ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
電話でのお問い合わせもお気軽に☆
☎03-5629-6977
今回、測定したゼオライトはカートリッジ内の上部に入っている約50gの人工ゼオライト及び下部に入っている天然ゼオライト+活性炭です。
フィルター1を通過したお湯はまず人工ゼオライトを通り、フィルター2を通過後に更に天然ゼオライト50gと活性炭30gがまざった2つ目の部屋を通過する2層構造になっています。
今回測定させて頂いたユーザー様は現役の公立中学校の理科の教師で、『内部被ばくを考える市民研究会』の川根代表のご自宅で使用頂いたものです。
ご使用された期間は2017年1月29日~5月8日で96日間(使用しなかった日を除く)で一日平均約200Lで19,200Lです。
人工ゼオライト50gの値とと天然ゼオライト50g+活性炭30gの値を足すのは間違いなので訂正させて頂きます。訂正日2019年8月5日
(1)人工ゼオライトが吸着したセシウム134、137
人工ゼオライト約50gの測定を4時間行いました。
表示はCs-134 4.4q/kg、Cs-137 23.3Bq/kg、Cs-All 27.7Bq/kg
*バックグラウンド(=BG)は無汚染の人工ゼオライト50gで取得したものと比較。
バックグラウンド(=BG)はより正確性を担保する為に直近のデータを使用しました。
バックグランドとは自然界や測定器そのものに、天然の放射性物質がありますので
検査室に検体を入れない空の状態と検体を入れた状態で比較して、正味の放射能濃度を計算する為に取得します。
iFKR-ZIP-Aは検体量が320gあるとして、数値が出されます。この場合、人工ゼオライトは50gですから、6.4倍に換算する必要があります。
セシウム総量177.28Bq/kg 人工ゼオライト50gあたりのBq値は8.864Bq
(2)天然ゼオライトと活性炭が吸着したセシウム134、137
そしてカートリッジの2つ目の部屋に入れたあった使用済みの天然ゼオライト50gと活性炭30gを10時間測定しました。
表示はCs-All 4Bq/kg
Cs-134のピークも見えてきました。
*バックグラウンド(=BG)は無汚染の天然ゼオライト50gと活性炭30gを20時間測定して取得しました。
こちらは合計で80g使用しましたので換算値は4倍で計算しますと16Bq/kg 天然ゼオライト50gと活性炭30g計130gあたりのBq値は1.28Bq
カートリッジが吸着したセシウム総量 193.28Bq/kg
1Lあたりで計算しますと0.01Bq/kgで前回2017年2月が0.0134Bq/kgですので若干汚染濃度は下がった可能性もあります。
*そもそも足せないので1Lあたりの表記は間違いです。
現在、HP上で1Lあたりの表記は控えております。詳しくは下記の
ページをご参照下さい。
測定値の表示につきまして(重要)
前回は通水量が少なかったにも関わらず(前回11,900L、今回19,200L)天然ゼオライト+活性炭が低い数値になっています。考えられる事は天然ゼオライトは粒の大きさが違う為にそれぞれの穴の大きさも違うので一度吸着したセシウムを逃してしまっている可能性です。人工ゼオライトの最大の特徴はセシウムの粒子より少し大きな孔を人工的にあけてセシウムを逃しずらい構造になっている事です。
人工ゼオライトと天然ゼオライト(+活性炭)を比較すると約2.3倍程人工ゼオライトの吸着率は高いです。
*参照前回記事
実際に同じ蛇口水で同じ水量を使用した数値も最大4倍汚染度が違う事も確認しています。
ここ金町浄水場からの蛇口水の2016年1月と8月のデータです。
興味がある方は過去記事をご参照下さい。
数ある人工ゼオライトを試しましたがこれだけ セシウムを吸着するものはありませんでした。
イオン交換樹脂も度重なるテストで吸着率は高い事はわかっていますが、液体の検体を撹拌する必要があります。
通水させるだけでは吸着率は極端に落ちる事が実験からわかっています。
参考:イオン交換樹脂吸着法による微量放射能測定の可能性について
セシウム除去用シャワー浄水器に採用している人工ゼオライトは水道水中の微量のセシウム除去はもちろんの事、定量にも有効だと思います。
原発から流出した核種はセシウムだけではありません。
その300倍危険だと言われているストロンチウムは原子炉内ではセシウムと1:1の比率で存在します。
毎日大量に呼吸器から肺に吸収してしまう事を真剣に考え、そして対策して欲しいと思います。
*参考 シャワーの害に関するアメリカからのレポート:http://heart.bird.to/shower/report.html
水道水のセシウム除去に特化したセシウム除去用シャワー浄水器
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☎03-5629-6977
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