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埼玉県川口市の水道水中のセシウム

(1)はじめに
2016年11月に水道水のセシウム除去に特化したセシウム除去用シャワー浄水器発売開始直後からご使用頂いているユーザー様分の測定を行いました。
今回、測定したゼオライトはカートリッジ内の上部に入っている約50gの人工ゼオライト及び下部に入っている天然ゼオライト+活性炭です。

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フィルター1を通過したお湯はまず人工ゼオライトを通り、フィルター2を通過後に更に天然ゼオライト50gと活性炭30gがまざった2つ目の部屋を通過する2層構造になっています。


(2)人工ゼオライトが吸着したセシウム134、137

今回測定させて頂いたユーザー様は現役の公立中学校の理科の教師で、『内部被ばくを考える市民研究会』の川根代表の埼玉県川口市のご自宅で使用頂いたもので合計通水量は約11,900Lです。
*『内部被ばくを考える市民研究会』http://www.radiationexposuresociety.com/


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人工ゼオライト約50gの測定を10時間行いました。

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表示はCs-134 3.4Bq/kg、Cs-137 18.4Bq/kg、Cs-All 21.8Bq/kg
*バックグラウンド(=BG)は無汚染の人工ゼオライト50gで50,000秒測定して取得したものと比較。
バックグラウンド(=BG)はより正確性を担保する為に直近のデータを使用しました。
バックグランドとは自然界や測定器そのものに、天然の放射性物質がありますので
検査室に検体を入れない空の状態と検体を入れた状態で比較して、正味の放射能濃度を計算する為に取得します。
K40など自然界に存在する核種が検体に含まれている場合は、コンプトン散乱などの影響により数値が過剰になってしまう事を防止する意味で無汚染の検体を入れて
バックグラウンド(=BG)を取得する事でより正確性のある測定が可能です。

参考:K40のコンプトン散乱による誤検出の回避

iFKR-ZIP-Aは検体量が320gあるとして、数値が出されます。この場合、人工ゼオライトは50gですから、6.4倍に換算する必要があります。


セシウム総量139.52Bq/kg


(3)天然ゼオライトと活性炭が吸着したセシウム134、137

そしてカートリッジの2つ目の部屋に入れたあった使用済みの天然ゼオライト50gと活性炭30gを16時間測定しました。

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表示はCs-All 5.1Bq/kg
長時間測定する事によりCs-134のピークも見えてきました。

*バックグラウンド(=BG)は無汚染の天然ゼオライト50gと活性炭30gを20時間測定して取得しました。
こちらは合計で80g使用しましたので換算値は4倍で計算しますと
セシウム総量20.4Bq/kg


シャワー浄水器のカートリッジが吸着したセシウムの合計は
セシウム総量 159.62Bq/kg

(4)水道水のセシウム汚染はセシウム総量(Cs-134+Cs-137)0.0134Bq/L。
  Cs-134のピークも明確な事から福島第一原子力発電所由来の汚染と推測出来ます。

(5)文部科学省(原子力規制委員会)の水道水汚染データとの比較

文部科学省(原子力規制委員会)の直近のデータは平成28年11月4日発表(H28年4-6月分)の埼玉県比企郡でCs-134 ND Cs-137 0.0015Bq/L
http://radioactivity.nsr.go.jp/en/contents/12000/11570/24/194_20161228.pdf
*PDFではH28年6月分となっておりますが、その前ページの下記リンクでは
4-6月分となっております。これは表記の誤りで『H28年6月分』ではなく、正しくは『H28年4-6月分』とすべき結果だと思います。

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/list/194/list-201611.html

原子力規制委員会設置法(平成24年法律第47号)に基づき、文部科学省研究開発局開発企画課核不拡散・保証措置室が所管する業務は、原子力規制委員会(事務局:原子力規制庁)へ移管されました。文部科学省(現在は原子力規制庁所管)によるモニタリングの見直しに伴い、毎日の調査は平成23年12月27日に終了となりました。平成24年1月からは、測定精度をより高めるため、試料量を増やしたうえ、前処理(蒸発・濃縮)し、測定することとなり、それに伴い、測定頻度が3ヶ月に1回へ変更され、平日の毎日1.5Lの水道水を採取し、約100Lの水道水をまとめて蒸発?濃縮し、3ヶ月の平均値を測定してきました。
なお、原子力規制委員会のモニタリング計画の見直しに伴い、3ヶ月に1回の測定調査は平成28年3月に終了となり、平成28年4月以降は、年4回、水道水を採取し、測定することとなりました(通常の水準調査)。」
参考URL http://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/gensi/1332598.htm

今回の埼玉県川口市での通水期間は2016年11月28日〜2017年1月28日で、場所と時期が違う為に単純比較出来ませんが、0.0015と0.0134と数値に10倍以上の違いがあります。
埼玉県(比企郡)Cs-134 ND Cs-137 0.0015Bq/L 2016年4月ー6月
埼玉県川口市 水道水のセシウム汚染はセシウム総量(Cs-134+Cs-137)0.0134Bq/L 2016年11月28日~2017年1月28日

その原因についての私見ですが、検体である水道水の濃縮方法の違いからくるものではないかと考えております。
蒸発濃縮の場合は、ガラスに少なからずセシウムが吸着してしまう為に正確な定量が出来ないのではないかと思います。
半減期が約2年の原発事故由来のCs-134も検出されている事からも注意が必要です。


換算値の検証はこちらをご参照下さい。


人工ゼオライトと天然ゼオライト(+活性炭)を比較すると明らかに人工ゼオライトのがスペクトルがキレイですので、より正確性がある測定が可能です。


そして数ある人工ゼオライトを試しましたがこれだけ セシウムを吸着するものはありませんでした。
イオン交換樹脂も度重なるテストで吸着率は高い事はわかっていますが、液体の検体を撹拌する必要があります。
通水させるだけでは吸着率は極端に落ちる事が実験からわかっています。


参考:イオン交換樹脂吸着法による微量放射能測定の可能性について


セシウム除去用シャワー浄水器に採用している人工ゼオライトは水道水中の微量のセシウム除去はもちろんの事、定量にも有効だと思います。


原発から流出した核種はセシウムだけではありません。
その300倍危険だと言われているストロンチウムは原子炉内ではセシウムと1:1の比率で存在します。
毎日大量に呼吸器から肺に吸収してしまう事を真剣に考え、そして対策して欲しいと思います。

*参考 シャワーの害に関するアメリカからのレポート:http://heart.bird.to/shower/report.html

水道水のセシウム除去に特化したセシウム除去用シャワー浄水器


ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

電話でのお問い合わせもお気軽に☆


☎03-5629-6977

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| 09:34 | 未分類

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