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大田区の水道水のセシウム汚染

セシウム除去用シャワー浄水器をご使用頂いている東京都大田区のユーザー様分の測定を行いました。



今回、測定したゼオライトはカートリッジ内の上部に入っている約50gの人工ゼオライト及び下部に入っている天然ゼオライト約50g+活性炭約30gです。

CDSW-01img_c

フィルター1を通過したお湯はまず人工ゼオライトを通り、フィルター2を通過後に更に天然ゼオライト50gと活性炭30gがまざった2つ目の部屋を通過する2層構造になっています。

ユーザー様データ:2018年2月27日〜2018年3月22日まで24日ご使用、一日平均約300Lの計約7,200L通水

(1)人工ゼオライトが吸着したセシウム


測定を開始し後のスペクトルの上がり方を見て16時間測定を行いました。


NZ327Ohtaku16h
表示はCs-All 3.4Bq/kg
*バックグラウンド(=BG)は無汚染の人工ゼオライト50gで72,000秒測定して取得したものと比較。
正確性を担保する為に直近のデータを使用しました。
バックグランドとは自然界や測定器そのものに、天然の放射性物質がありますので通常は検査室に検体を入れない空の状態と検体を入れた状態で比較して、正味の放射能濃度を計算する為に取得します。
iFKR-ZIP-Aは検体量が320gあるとして、数値が出されます。この場合、人工ゼオライトは50gですから、6.4倍に換算する必要があります。


セシウム総量21.76Bq/kg


(2)天然ゼオライトと活性炭が吸着したセシウム

そしてカートリッジの2つ目の部屋に入れたあった使用済みの天然ゼオライト50gと活性炭30gをやはり16時間測定しました。

Z50K30gOhtaku328-16h
表示はCs-All 2Bq/kg

*バックグラウンド(=BG)は無汚染の天然ゼオライト50gと活性炭30gを20時間測定して取得しました。
こちらは合計で80g使用しましたので換算値は4倍で計算しますと吸着したセシウムは8Bq/kg

カートリッジが吸着したセシウム総量 29.76Bq/kg

換算値の検証はこちらをご参照下さい。


金町浄水場からの蛇口水と比べると同じ都内でも低い値です。
とは言え、セシウム100Bq/kgは事故前は黄色いドラム缶に入れられ長期間厳重に管理されていた
『低レベル放射性廃棄物』である事を考えますと決して油断は出来ないと思います。
微量でもそこにセシウムが存在すれば日々蓄積していく事により確実に被ばくします。
カートリッジに高濃度のセシウムを集めてしまってはかえって危険ではないかというご質問をよく頂きますが、皮膚から吸収したり湯気で呼吸から肺に毎日吸収し蓄積していくほうが遥かに危険です。

本来は湯気で呼吸器から肺に入っていたセシウムをカートリッジが吸着してくれたと考えるほうが妥当です。
カートリッジのセシウム濃度がどこまで許容出来るかは個々の考え方により違います。

チェルノブイリ事故10年後に死亡した子供の心筋から600Bq/kgものセシウムが検出されています。
成人の150Bq/kgに対して4倍も高い値です。
そしてほとんど測定されてないセシウムの300倍危険であるストロンチウムも考慮すべきです。


初回カートリッジ交換時に無料測定をご利用頂ければ、交換時期の目安をご自身で決めて頂けます。
また、多くの人に水道水に福島第一原発事故由来のセシウムの汚染度を知って頂き対策して頂く事は無用な被ばく回避の観点からも非常に重要だと考えます。

全国の水道水セシウム測定プロジェクト


セシウム除去用シャワー浄水器 CDSW-01を設置して頂きそれを無料で測定させて頂きます。
取付は簡単で、被ばく回避も同時に出来ます。
是非、あなたもご協力下さい。


CDSW-01 各地の水道水中のセシウム値


飲み水はもちろんの事ですが、毎日顔を洗う風呂やシャワーの水にも対策が必要なレベルの汚染。
お米や野菜を洗う水、洗濯用の水なども出来ればセシウム除去した水を使ったほうが良いでしょう。
その中でも特にお風呂やシャワーの水の対策を最優先して行う必要があります。

理由はお湯に含まれる汚染物質の20%〜90%は、入浴中に皮膚を通して、又は湯気を吸い込む事で体内に吸収されています。
最大飲料水の100倍の有害物質を浴びていると言う記述もあるからです。
*シャワーの害に関するアメリカからのレポート 
http://heart.bird.to/shower/report.html

葛飾区の蛇口水の1987年6月のデータを調べて驚愕する事実がわかりました。
1987年はチェルノブイリ原発事故の翌年です。
原子炉内ではセシウムとストロンチウムは1対1の比率で存在すると言われていますが、ストロンチウム(Sr-90)の値は
セシウム(Cs-137)の8倍もの値でした。

*参考記事 http://geiger.grupo.jp/blog/1844418

ストロンチウムはセシウムの300倍危険だと言われている核種で体内半減期は50年、つまり一度吸収するとほぼ生涯排出されません。
毎日の風呂やシャワーのお湯で呼吸器から肺に確実に吸収し、蓄積していくのは明らかです。
感情で否定してもそこに毒が存在する以上、確実に被ばくしますのでまだな方は是非対策をして下さい。


子供達にはもう時間がありません。


対策したくても費用の問題で対策出来ない方も大勢いると思います。
今、貧困層が増えているのは偶然ではありません。
費用も格安で簡単に誰でも5分で自作出来る対策も提案させて頂きます。
特に小さいお子さんは大人より格段に被ばくの影響を受けやすいので是非対策をお願い致します。
自作簡易フィルターの作り方を詳しく説明しています。
出来ればシャワーを使用せずに浴槽を追い炊きしたお湯を使用したほうが良いです。


風呂とシャワーの水対策

セシウム除去用シャワー浄水器 CDSW-01に対しての効果は40%程ですが、何も対策しないより遥かに安心出来ます。

飲料水はセシウム、ストロンチウム、ヨウ素など除去可能な0ppm-RO浄水システムを是非、ご検討下さい☆

首都圏にお住まいの方にはオプションのDI(イオン交換樹脂)フィルターの設置をお薦めしております。
RO(逆浸透)方式の浄水器は放射性物質除去に特化しておりますが完全ではありません。

飲み水に関しましては放射能を測定するものではありませんが、TDSメーターと言う不純物濃度を測定する安価なメーターがございます。
そのメーターで0ppmの水を飲用される事をお薦めしております。
ご自身でお使いの水はTDSメーターで数値を管理する事が大切だと考えております。


ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

電話でのお問い合わせもお気軽に☆


☎03-5629-6977

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