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セシウム性能確認用試料の測定

iFKR-ZIP-Aの校正を行ったので予めBq値がわかったセシウム性能確認用試料の測定で検証を行った。

2016年7月30日作成時点でCs-137 0.842Bq/kg、Cs-134 0.157Bq/kg 合計1Bq/kgの試料の測定を16時間(57,600秒)行った。


IMG_6147

Cs-137の半減期は30.1年、Cs-134の半減期は2.0652年。
作成した日より1,700日経過した計算でCs-137 0.756Bq/kg、Cs-134 0.032Bq/kgの試料(2021年3月26日時点)


BGは40時間測定。

1Bq0326-16h

Cs-137 662Kev近辺、Cs-134 696Kev近辺にもハッキリとしたピークが確認出来ます。

この結果を得る為には、定期的なメインテナンス、校正は絶対必要条件です。


Cs-137とK40の2点校正

そして信頼の出来る試料で性能確認をする事は更に重要です。

信頼の出来る泉源の重要性


しかし多くの放射能測定所は数ベクレルの試料での性能確認を行っておりません。実際にほとんど聞いた事がありません。
数ベクレルの試料での性能確認は微量の測定をする際には必須条件です。弊社では性能確認用セシウム(Cs-137 Cs-134)標準試料の販売も行っておりますので是非ご利用下さい。


性能確認用セシウム(Cs-137 Cs-134)標準試料

測定データの見方についてよくご質問を頂きますが、まず第一にスペクトルがないデータは信用出来ません。どんなに有名測定所が出したデータでも同じです。スペクトル分析において数値と共にスペクトルを載せる事は基本中の基本です。何故ならスペクトルがないデータは測定熟練者でもその信憑性を判断出来ないからです。
放射能測定を行えばNaIでもGeでも必ずスペクトルが表示されます。
それを見て検出か不検出かを判断するのでそれがないという事は第三者が判断出来ないと言う事です。


3.11から10年。Cs-134の半減期は約2年ですが、Cs-137の半減期は約30年と長く300年経過しても完全には消えません。これからもセシウム測定を継続する事が大切です。

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