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埼玉県八潮市の水道水セシウム検査

RO浄水器機+DIフィルターの設置を頂いております八潮市のS様が約1年程ご使用のDIフィルターの測定を行いました。
交換時のTDSメーター値は1ppmでした。

セシウム総量で9.8Bq/gkでした。

DIyashio317-16h


以前にも1~2ppm程度で交換したDIフィルターを何度か測定しましたがほとんどが定量下限値未満(1Bq/kg)であった事から、この数値は想定外でした。

横浜の水道水検査


K-40が60Bq/kg以上ある事から塩素濃度が高い事が予想されます。
以前、こちらの記事にも書きましたが、雑菌や大腸菌などを殺菌消毒する為に浄水場では塩素を2回投入します。
水道法では1リットルあたり0.1mg以上の塩素が残るよう定められています。ただ、この基準は『浄水場から1番遠い家で最低0.1mg』と言う条件ですので浄水場に近い家では塩素濃度が1mg/Lになるケースもあり、これはプールの塩素濃度より高い値です。
塩素にセシウムが吸着して濃度が高くなった事も考えられますが断定は出来ません。
K-40によるコンプトン散乱の影響を打ち消す為に、同程度のK-40が含まれるBGと比較してみました。

DIyashio317-16hK40bg

コンプトン散乱の影響を打ち消したこちらのほうが真の値に近いと思います。


セシウム、ストロンチウム、ウラン系、ヨウ素などの放射性物質を除去出来るのはRO(逆浸透)方式の浄水器だけですがその心臓部分であるメンブレンフィルターは米国製ダウケミカル社Filmtecブランドの99%除去タイプです。
その除去出来なかった1%をDI(イオン交換樹脂)フィルターで吸着して、その中身のイオン交換樹脂を測定した数値が今回の値です。


RO(逆浸透)方式の浄水器だけでは現状の汚染に対して十分とは言えません。
東北、関東などでもDIフィルターのオプションを選択される事をお奨め致します。


0PPM-RO浄水システム

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| 17:26 | 未分類