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液体中のセシウムの測定(2)

『厚生労働省の食品中の放射性物質の試験法』*を参考に、茨城県産の茎茶、10gを300ccのRO水を沸騰させて少し冷まして約90℃の熱水で60秒間、茶こしでろ過し浸出した試料を作成しました。
そこに300ccの0ppmの純水を入れよくかき混ぜて希釈した試料を測定してみました。


前回の測定値はCs-All 4.8Bq/kgだったのでその半分、理論上約2.4Bq/kgの液体中にセシウムが含まれる試料です。
液体中のセシウムの測定参照

そこに更に300ccの純水を入れて理論上約1.8Bq/kgを水分のままで16時間の測定を行ったのが下のスペクトルです。


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ekitaicha503-16h

16時間の測定でCs-All 1.8Bq/kg。

更に300ccの純水を入れて理論上約1.2Bq/kgの結果が下記です。

ekitaicha1.2bq505-16h
Cs-134 0.2Bq/kg
Cs-137 1.0Bq/kg
Cs-All 1.2bq/kg
*クリックすると拡大します。


ピークをみてCs-137がある事が確認出来ます。
320cc程度の液体の試料でセシウム約1.2Bq/kgの定量が可能な測定器は多くありません。
スペクトルをみて判断する事が大切です。

Ge(Li)でも微分非直線性が悪い測定器では、このレベルの水分の測定はまず難しいでしょう。
詳しくは放射能測定器の種類と選び方を参考にして下さい。


参考:厚生労働省の食品中の放射性物質の試験法
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/dl/shikenhou_120316.pdf
*飲用に供する茶は、荒茶又は製茶10g以上を30倍量の重量の熱水(90℃)で60秒間浸出し、40メッシュ相当のふるい等でろ過した浸出液を測定試料とする。

| 08:43 | 未分類