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熊本県産干し椎茸の再測定

先日、放射能測定検査で熊本県産干し椎茸(原木も熊本県産)の測定を16時間(C.精密検査)行いました。


検体の重量は82.7gで57,600秒の測定結果はこちらです。

ShitakeKumamoto612-16h
検体にはK-40が多く含まれる事から、ノーマルのバックグランドでは数値が過剰になってしまいますので無汚染のK-40が含まれたバックグランドを使用しています。

詳しくはK40が高い検体の測定例を参照下さい。


スペクトルを見ますとCs-137 662Kev近辺に明確なピークが見えます。
しかし測定結果は1Bq/kg以下の表示なので定量下限値未満。
測定器であるiFKR-ZIP-Aの基本検体量は320gの為に重量換算で下限値は約3.9Bq/kgになります。
3.9Bq/kg定量下限値未満と結果報告をさせて頂きました。

後日、気になったので再度この検体を測定してみました。
iFKR-ZIP-Aのメーカー公表の測定下限値は10時間で1Bq/kg、その半分の0.5Bq/kgまで検出下限を下げるには理論上は40時間の測定が必要です。

下が同じ検体の40時間のスペクトルです。


ShitakKumamoto623-40h

やはりCs137 662Kev近辺には明確なピークがありCs-137の数値は0.9Bq/kgになっている事から検出と判断しました。重量換算から約3.5Bq/kg

Cs-134は明確なピークはなく表記もマイナスになっている事から福島第一原子力発電所由来のセシウムではない可能性が高いと思います。

iFKR-ZIP-A長時間測定すればする程、微量の汚染まで選別出来ます。

iFKR-ZIP-Aのメーカーである株式会社シンメトリックス(=SMTX社)の技術の結晶です。
SMTX社では放射能測定器はもちろん原発から放出されたほどんどの核種が
分析出来る蛍光X線分析器の開発も行っております。
放射能測定器と比べると高額ですが、例えば同一試料にPu239、Pu238、Sr-90などが含まれていた場合はそれぞれの分析が可能です。
試料の量は放射能測定器に比べるとわずかで分析可能です。
例えば、乳歯のストロンチウム分析、お米のカドミウム、ヒ素、水銀などの分析が出来る事は特筆すべきだと思います。


弊社が販売店をさせて頂いているメーカーの株式会社シンメトリックス社は世界最高水準の測定器の開発を行っております。株式会社シンメトリックス社(=SMTX社)の野中修二社長は研究機関の放射線測定器、放射能測定器、蛍光X線分析器などの開発に45年以上、携わってきた世界トップレベルの技術者で、蛍光X線分析装置はX線検出器からX線発生装置、MCA、分析プログラムまですべて自社で開発出来るのが最大の強みです。
ゲルマ二ウム半導体検出器における測定の指針、原案にも携わった方です。


その為、産総研、高エネルギー加速器研究機構など研究機関などへ納入実績もあり、放医研などで多くの国家プロジェクトにも携わった実績も特筆すべきです。
高度なアナログ回路設計、組立技術は多くの分野において最もボトムネックになっている分野であり、現実的に数十年技術革新は行われておりません。
フェムトアンペアを扱える卓越したアナログ回路技術を保有している事も特筆すべきです。


HP

取引先(敬称略):(独)産業技術総合研究所、(独)高エネルギー加速器研究機構、Spring-8、大手企業研究所 他 大学及び研究機関
関連会社:株式会社ラボラトリーイクイップメントコーポレーション、株式会社アイ・ピイ・アイ

詳しい説明をご希望の方はSMTX社の野中修二社長に是非、直接会って頂きたいと存じます。
東京の弊社よりメーカーまでご案内致しますのでお気軽にご連絡をお願い致します。

電話でのお問い合わせもお気軽にお願い致します。


担当:鈴木
☎03-5629-6977

| 11:34 | 未分類
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