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放射能測定検査について

放射能測定検査の正確性は言うまでもなく、最も重要です。

SMTX社の世界最高レベルの測定器を使用していても定期的に校正、予め濃度がわかった試料で検証する事は大変重要です。

現在、放射能測定検査は測定時間などにより4種類(A.B.C.S.)となっており基本的にセシウム総量(Cs-134+Cs-137)の定量を行っております。
時間ごとに測定下限値は違いますので検体によりどの検査をしようか迷われる方も少なからずおります。

詳しくは放射能測定検査をご欄下さい。

それぞれの定量下限値ですが、A.簡易検査は6Bq/kg、B.一般検査は3Bq/kg、C.精密検査は1Bq/kgとなっていますが放射能測定は不確定要素が多く重量を測るようにピッタリとはいきません。
スペクトルを見て判断する必要があります。


使用機器はiFKR-ZIP-A、今年1月にCs-137とK-40の2点校正を行ったので正確性を確認する意味でも重要ですので検証を行いました。

参考記事:Cs-137とK-40の2点校正


今回使用した試料は実際にフクイチ由来のセシウムが含まれている2016年7月当時セシウム総量3Bq/kg。

IMG_2063

A.(1時間)B.(4時間)C.(16時間)で同じ試料の測定を行いました。


A.簡易検査(1時間)

3Bq1h0215

*数値的にはCs-Allでは近い数値であるものCs-134とCs-137の比率は逆になっておりこれでは正確な定量とは言えません。
しかしスペクトルを見るとCs-137 662Kev近辺にはピークがあります。
この場合、報告としまして6Bq/kg定量下限値未満ですが、Cs-137近辺にピークありと報告書に明記します。



B.一般検査(4時間)

3Bq4h0215
*4時間で検出下限値は3Bq/kgとしていますがそれ以下であってもCs-134とCs-137の比率的にもほぼ近い値が出てきました。
しかしスペクトルを見るとまだギザギザになっておりより明確なピークを検出させる為には時間的に不足している事がわかります。



C.精密検査(16時間)

3bq16h0215

*3Bq/kgから約一年半が経過しその分減衰しているので数値的にも真の値に近く、 Cs-134とCs-137の比率やスペクトルのピークもほぼ合っている事から今回の3種の測定で一番正確性がある事がスペクトルからわかります。

スペクトルはそれぞれクリックすると拡大します。

今回の試料は玄米、白米のミックスの為にK-40によるコンプトン散乱の影響はほぼありませんが、検体によりK-40が多く含まれる場合はその影響により数値が高くなるケースがありますので単純ではありません。

K-40によるコンプトン散乱の影響(K-40 2,000Bq/kg)

コンプトン散乱により縦方向の影響の他、横方向にずれるドリフトなど条件により様々な事象があります。

詳しくは測定情報をご参照下さい。

出来るだけ正確性がある測定を心がけております。
測定してみたい検体がありましたらお気軽ににまずはご相談下さい。

例えば外のガラスを拭き取ったタオルなどや、車を拭き取ったタオルなど実際にどの程度の汚染があるのかあなたのアイディア次第で見えなかったものが目に見えます。
数値で見て頂き、出来る被ばく対策をして頂く事が重要だと思います。

2017年12月東京都、ガラスを拭き取ったがタオルのセシウム、約120Bq/kg

放射能汚染は目に見えず無味無臭です。
しかし測定すれば数値でわかります。

是非、ご利用下さい。

電話でのお問い合わせもお気軽に!


☎03-5629-6977

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