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鮎、手長エビ、椎茸のミックス測定

先週の土曜日、親戚の法事で茨城県牛久市に行ってきました。
その時に出た昼食の鮎、手長エビ、椎茸をミックスにしてiFKR-ZIP-Aで測定してみました。

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検体量は137gで約30,000秒の測定です。

Ayumix511-30600s
表示Cs-All 2.9Bq/kg Cs-134 0.6Bq/kg Cs-137 2.3Bq/kg
重量補正値 約6.7Bq/kg(Cs-All )


わずか137gの検体量でこのレベルの測定はNaI(Tl)では困難です。
また、ゲルマでは絶対効率が0.X%台と悪くNaI(Tl)より感度が悪いので、この検体量では最低でも50,000秒の測定は必要だと思います。

現在スクリーニング検査で最も多く出回っているNaI(Tl)検出器はスペクトル分析法で確定出来る(ピークとして明確にCs-134、Cs-137等を検出する事ができる。)検出下限値は25Bq/kg程度です。
詳しくは微量放射能測定の可能性についてを参照下さい。

また、ほとんどの測定所が微小線源で数値の信憑性の確認を行っていな事は深刻な問題だと思います。
何度も書いてきましたが放射能測定は机上の計算どうりにはいきません。
実際にベクレル値が確定している数ベクレルの試料で検証を行う事は非常に大切です。

詳しくは性能確認用セシウム5Bq/kg標準試料の測定を参照下さい。

このレベルのセシウムの汚染度の検査は現状はザル状態である事は憂うべき事態だと思います。
放射能にこれなら安全と言う閾値はありません。
出来るだけ低い数値まで正確に測定出来る検査体制を出来るだけ早期に確立すべきだと思います。


iFKR-ZIP-A 測定下限値 1Bq/kg(Cs-All)
mFKR 測定下限値 3Bq/kg(Cs-All)
iFKR-ZIP-Pro 測定下限値 0.1Bq/kg~1Bq/kg(Cs-All)

詳しくはZIPシリーズの検出限界についてをご参照下さい。

これから測定を始められる方は是非、ZIPシリーズをご検討下さい。
特典をご用意してお待ちしております。
実際の測定器をご欄になりたい方もお気軽にご相談下さい。

お電話でのお問い合わせもお気軽に!


☎03-5629-6977

| 14:56 | 未分類