今回測定させて頂いたセシウム除去用シャワー浄水器 CDSW-01ユーザーの方は千葉県四街道市にお住まいです。
今回は約半年のご使用済みカートリッジを2本送ってくれました。
千葉県四街道市のご使用の水源の内訳は現在、地下水が90%で印旛広域表流水が10%との事ですが、
段階的に地下水の割合を減らして令和12年度には地下水の比率は48%まで落ちる計画だそうです。
https://www.city.yotsukaido.chiba.jp/kurashi/sumai/suido/suidouoshirase1/ykomu20211122.html
上記の理由から同じ水源ですが、時期が異なる2本の使用済みカートリッジを比較する為に測定を行いました。
1本目 ご使用期間 2021年4月から10月 通水量約45,750L
表示 Cs-134 −0.3Bq/kg、Cs-137 -0.3Bq/kg Cs-134+Cs-137=-0.7Bq/kg
Cs137のピークはありませんのでND。
使用放射能測定器:iFKR-ZIP-A
測定時間:57,600秒
測定者:鈴木優彰
測定日:2022年7月11日(終了時点)
BG(=バックグラウンド)は無汚染の人工ゼオライト約50gと天然ゼオライト約50gと活性炭約30gで70時間取得しました。
2本目 ご使用期間 2021年10月から2022年4月 通水量約45,750L
表示 Cs-134 0.7Bq/kg、Cs-137 0.9Bq/kg Cs-134+Cs-137=1.6Bq/kg
フィルター(人工ゼオライト及び天然ゼオライト、活性炭の130g)の重量換算値は2.46倍の3.94Bq/kg(Cs-134+Cs-137)
重量130gで約0.51Bq
Cs137のピークは明確ですが、Cs-134のピークはないので福島第一原子力発電所由来のセシウム汚染とは判断出来ません。
使用放射能測定器:iFKR-ZIP-A
測定時間:57,600秒
測定者:鈴木優彰
測定日:2022年7月12日(終了時点)
BG(=バックグラウンド)は無汚染の人工ゼオライト約50gと天然ゼオライト約50gと活性炭約30gで70時間取得しました。
放射能測定器であるiFKR-ZIP-Aの基本検体量は320g(2つの部屋に別れているのでそれぞれ160g)です。
その基本検体量に満たない場合は重量換算で1kgあたりのベクレル値を出しています。
つまり本来320g必要である検体量が今回は130gなので表記の数値に2.46倍すると1kgあたりの数値が出てきます。
この重量換算値につきましては実際に濃度がわかった試料で検証をしております。
シャワーの害に関するアメリカからのレポートの一部を抜粋致します。
*お湯に含まれる汚染物質の20%〜90%は、入浴中及びシャワー中に皮膚を通して、又は湯気を吸い込む事で、体内に吸収されています。
著者 IS THIS YOUR CHILD ドリス・Jラップ女史ニューヨーク州立大学臨床小児科助教医学博士
全文は『シャワーの害に関するアメリカからのレポート』をお読み下さい。
飲み水にはRO浄水器をお薦め致します!シーガルフォー浄水器やマルチピュアユーザー様がRO(逆浸透膜)浄水器タイプに変更されるケースが増えています。
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特にセシウム汚染が深刻な地域ではオプションのDI(イオン交換樹脂)フィルターをお薦めしています。
RO(逆浸透膜)浄水器は放射性物質以外の汚染物質をほとんど除去します。
インフルエンザウィールス、放射性物質より更に細かい粒子の水銀、クロム、カドミウム、ヒ素、ホルムアルデヒドなどの危険物質も高い除去率です。(*表参照)
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放射能測定は現状を把握する為に、大変重要です。
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