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ゼオライトに吸着させた水道水の測定(17)


1.3gのゼオライトを約110日間シャワーヘッドに入れ吸着させた水道水より836.4Bq/kgのセシウムが検出された事から、毎日入る浴槽にセシウム除去対策として下の画像のようにゼオライトを通水させたものを溜て追い炊きを行ってきました。

IMG_5681

浴槽にたまる水は1日で約240リットルですが、10日ごとに中に入れたゼオライト80gを取り出し測定を行っています。
通算170日が経過したデータが下記のスペクトルです。



Zeo80g170d623

表示 Cs-134 11.5Bq/kg Cs-137 51.4Bq/kg Cs-All 62.9Bq/kg
*画像はクリックすると拡大します。

iFKR-ZIP-Aの基本検体量は320gで、検体が80gなので4倍が換算値です。

Cs-All 251.6Bq/kg


前回の150日間のデータはCs-All 229.2Bq/kgでした。

ゼオライト20gを通過させたシャワー水(150日)227.2Bq/kgでした。

性能確認用セシウム標準試料

ウランやセシウム、ストロンチウム、ヨウ素などの放射性物質が除去可能な家庭用浄水器はRO方式(逆浸透)の浄水器しかありません。
セシウムより粒子が細かいヨウ素(I-131)の除去について国立研究開発法人量子科学術研究開発機構 放射線医学総合研究所、放医研でRO方式(逆浸透膜)以外では、ほとんど、あるいは限定的な除去効果しか期待出来ない事がわかりました。
*水道水中のヨウ素-131の除去について 
http://www.nirs.go.jp/information/info.php?i11


RO浄水器のメンブレンフィルターは0.0001ミクロンのごく小さな孔が空いています。

ヨウ素131より粒子が大きいセシウム、ストロンチウムは約0.0006ミクロンです。

ただメンブレンフィルターにもメーカーにより除去率の性能の差がありますので注意が必要です。
99%除去タイプを使っていますが、1%は除去出来ない為に首都圏のセシウムが含まれる地域の方にはDI(イオン交換樹脂)フィルターのオプションをお薦めしております。
このオプションのDIフィルターを付けるとここ東京都の水道水でもTDSメーター値で0ppmになります!

私が実際に使っているRO浄水器のメンブレンフィルターは米国製でNSFの承認を得ている99%除去タイプのものです。
世界で最も厳しいNSFの検査対象が89項目あります。その項目の1つに注目しました。
『材質から人体に有害な物質が微量たりとも一切出ない』と言う項目です。
しかしそこにも落とし穴があります。
放射性物質は99%除去すると明記してありますが、逆に言うと1%は除去出来ない事です。

実際にフクイチ由来のセシウムが水道水に混入している以上無視は出来ません。
そこでその除去出来なかった1%を更に除去する為にオプションのDI(イオン交換樹脂)フィルターを追加設定しました。
不純物濃度を測定するTDSメーターと言うものがあります。
それは不純物濃度を測定するメーターで数値で確認出来ます。
ppm(パーツ・パー・ミリオン)は100万分のいくらあるかという割合を示す数値です。
オプションのDIフィルターをつけると首都圏の水は0ppmになります。
つまり実際に自分が飲む水を自分の目で数値として確認出来る事が最も大切な事だと思います。

0ppm-RO浄水システム


TDSメーターは市販品で数千円レベルで買えますしボタンを押して水に付けるだけで誰にでも簡単に計れます。


まずはお気軽にご相談下さい。

電話でのおお問い合わせもお気軽に!


☎03-5629-6977

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