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検体量と定量下限値について

2015年04月23日
放射能測定検査ですが、検体量の不足についてご質問を頂きました。
具体的には『必要検体量が320gとの事ですが、検体が100g程度しかありませんが測定は出来ますか?』と言うご質問です。
もちろん測定は出来ますが定量下限値は上がりますと説明させて頂きました。
どの程度下限値が上がるのですかと再度、ご質問を頂きましたが、厄介な事に検体の濃度等により異なりますので一概には言えません。


そこで実際に検証してみました。

現在、セシウム検査はiFKR-ZIP-Aで行っておりますが、他の多くの測定器と違いは検出効率を最大限に生かす為に、検査室は2つに別れている事です。
検査の際の基本的な検体必要量は320gで規定の量があれば理想ですが、どうしても検体の量が不足してしまう場合もあります。
その場合は換算値で計算した参考値として提示させて頂いています。
現在、検査は1時間(6Bq/kg)、4時間(3Bq/kg)、16時間(1Bq/kg)の設定をさせて頂いております。
参考までに現在、約16Bq/kg(Cs-All)の量を変えて測定を行ってみました。

現在、約16Bq/kg(セシウム総量)の1時間の測定結果です。
検体量は規定の320gです。


画像
Cs-All 16Bq/kg



そして同じ試料の検体量を半分の160gにして2時間測定した結果です。
試料は片側の左側のみに入れて測定。

画像
表記:Cs-All 8.4Bq/kg
理論上は必要検体量の半分なので表記数値は2倍、参考値16.8Bq/kgになります。


そして同じ試料の量を約3分の1の107gを4時間測定した結果です。

画像
Cs-All 5.4Bq/kg
試料は片側の左側のみに入れて測定。
理論上は必要検体量の3分の1なので表記5.4Bq/kgの3倍の16.2Bq/kgが参考値です。

そして同じ試料の量を約4分の1の80gを4時間測定した結果です。

画像
Cs-All 3.8Bq/kg
試料は片側の左側のみに入れて測定。
理論上は必要検体量の4分の1なので表記3.8Bq/kg、4倍の15.2Bq/kgが参考値です。

80gの少ない検体量で4時間の測定でBGとの差がハッキリわかります。
参考値もまずまずの値が出てきました。
検体量が少ないと諦めずに、まずはお気軽にご相談下さい。


*最近、測定器の底に更に5cm厚の鉛をひき底部の遮蔽を強化しました。
底部の遮蔽はやはり大切だと実感しております。
| 09:04 | 未分類 | Comments:0

性能確認用セシウム(Cs-137、Cs-134)5Bq/kg標準試料の測定

2015年04月18日
性能確認用セシウム(Cs-137、Cs-134)5Bq/kg標準試料の測定を行いました。


2015年4月1日現在のベクレル数です。

Cs-137 3.89Bq/kg

Cs-134 1.11Bq/kg

Cs-All 5.0Bq/kg


4時間の測定値

画像
*画像はクリックすると拡大します。

Cs-137 3.7Bq/kg+/−0.5Bq/kg

Cs-134 1.7Bq/kg+/−0.4Bq/kg

Cs-All 5.4Bq/kg+/−0.5Bq/kg

16時間の測定値

画像
*画像はクリックすると拡大します。

Cs-137 3.8Bq/kg+/−0.2Bq/kg

Cs-134 1.3Bq/kg+/−0.2Bq/kg

Cs-All 5.0Bq/kg+/−0.2Bq/kg

測定時間を長くする事でより誤差が少なくなり、真の値に近くなります。

BG取得時は宇宙線による変動等様々な不確定要素がありますので使用するBGを判断する材料としても5Bq/kg標準試料はひじょうに大切です。
適正な測定時間の検証を行う上でも欠かせません。

少しずつ導入され方も増えてきています。
こちらで販売も行っていますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
| 08:53 | 未分類 | Comments:0