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ゼオライトに吸着させた水道水の測定(21)

2016年1月からここ金町浄水場からの蛇口水の福島第一原子力発電所事故由来のセシウム除去の為、浴槽に入れる水はほぼ毎日、ゼオライトで簡易的に作ったフィルターを通して除去、被ばく対策を行っております。


IMG_5899
それは『シャワーやお風呂を通して、被曝する化学物質の量は、水道水を飲むより6倍〜100倍多い』との驚くべき記述をみつけたからです。
*参考 シャワーの害に関するアメリカからのレポート http://heart.bird.to/shower/report.html
福島第一原子力発電所事故由来のセシウムがあるという事は原子炉内ではその比率が1:1のストロンチウム存在も否定出来ないからです。
風呂は一度入っただけだと何も感じられませんが、毎日少しずつ体に蓄積する事を考えれば、無用な被ばくは出来るだけ避けるべきと考えます。

浴槽に溜まる水は約240Lですが、ゼオライトを10日ごとに取り出し測定を行い、汚染の推移を継続して調べています。

今回通算で210回になりましたので、80gのゼオライトを取り出しそれを無汚染のゼオライト80gで取得したBGと対比しました。


1時間の測定

Zeo210d80g805
表示 Cs-134 15.8Bq/kg Cs-137 65.5Bq/kg Cs-All 81.4Bq/kg

前回とほぼ同じ値ですので、吸着率が落ちました。
セシウム除去が本来の目的ですので明日からは新しいゼオライトに入れかえて量は増やし除去を続けたいと思います。


興味深いのは同じ水源ですが、シャワーで約40℃で通水させた場合との比較です。

同じ210日での比較ですが、水量が半分以下にもかかわらず同様にセシウム総量で300Bq/kgを越えている事です。
ゼオライトを通過させたシャワー水(210日)のセシウム値318Bq/kg

常温の水より40℃程度のお湯のほうがセシウムの吸着率が良い可能性が高いです。

セシウム、ストロンチウム、ヨウ素などの放射性物質を除去が期待出来る浄水器はRO(逆浸透膜)方式しかありませんが、完全ではありません。メンブレンフィルターで99%除去できますが、残りの除去出来なかった部分を吸着させるDIフィルター(イオン交換樹脂)フィルターのオプション設定がある0ppm-RO浄水器システムは飲料水にお薦め致します。

電話でのお問い合わせもお気軽に。

☎03-5629-6977

| 18:53 | 未分類