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ベクレル値がわかった試料の測定の重要性

過去に何度も信頼出来る線源の重要性については記事で書きました。

特に数ベクレルの微量の汚染の場合は実際にベクレル値がわかった試料で測定を行い、そのスペクトルを見慣れると言う意味からも大変有効な方法だと思います。

福島第一原子力発電所事故からもうすぐ5年が経過しますがCs-137とCs-134の比率が変わります。
その比率は様々な要因があり机上の計算どうりにドンピシャにはいきませんが、Cs-137よりCs-134の値が大きいなどの場合は誤検出を疑う一つの目安にはなるかと思います。

2014年3月5日時点でCs-All 1Bq/kgの試料の測定を行ってみました。

iFKR-ZIP-Aで16時間の測定です。

画像


1bq2014.3.5-2016.1.25-16h

若干ピークがずれていますが数値的には誤差の範囲です。

Cs-137の半減期は約30年ですが、Cs-134の半減期は約2年ですのでその比率は日々変動します。
特に半減期が短いCs-134は時間の経過とともに測定が難しくなります。

セシウム(137Cs、134Cs)性能確認用標準試料は市民測定所においても必須です。
福島第一原子力発電所事故から5年が経過する今年こそ是非、ご検討をお願い致します。

性能確認用セシウム(137Cs、134Cs)性能確認用標準試料

*第一種放射線取扱主任者が厳重な試料調整のもとに作成致しますので約1週間程納期がかかります。

お電話での問い合わせもお気軽に!


☎03-5629-6977

| 15:33 | 未分類